株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
企画大阪事業部 マネージャー ディレクター 福井 潤
◆西日本コラボレーション研究会、今後の展望
前回(第1回〜3回)までは、西日本コラボレーション研究会の発足経緯から初年度の活動についてご報告して参りましたが、最終回となる今回は当会が目指す今後の展望についてお伝えしたいと思います。
今後の展望に関しては、もちろん西日本の調査会社の総意ではなく、私の個人的な見解ですので、その点をご留意の上お読みいただければと思います。
◆まずは、これまでの振り返り
当初設定した西日本コラボレーション研究会の活動指針に従って、これまで様々な活動を進めてきました。
<活動指針>
うまくいくもの、課題を残すものそれぞれですし、改善すべきところはたくさんありますが、みなより良いものにしていこうとする気概にも溢れています。これからも発足メンバーが中心となって益々活発な活動が続いていくことでしょう。
◆これからの西日本コラボレーション研究会は?
発足後とても順調に進んできましたが、事業はまだ緒に就いたばかりですので、当然ながらこれからやらなければならないことはまだまだたくさんあります。
やるべきことの一つが言うまでもなく「数々の活動の基盤を整備」することです。収斂すべき点はまだいくらでもあるものと思います。しかし、これは全く問題ではありません。みんなの英知を集結すればたやすく実現できることでしょう。
もう一つ、「基盤整備」より大切なことがあります。それは、当会の活動に対する熱量も同時に次世代へ引き継ぐことなのではないかと思うのです。
本稿の第1回で、15年程前にJMRA大阪部会は一度解散していることをお伝えしました。今となっては、その時の詳しい事情は分かりませんが、おそらく時とともに徐々に参加メンバーの活動に対する熱量が失われていったのではないでしょうか。
今は発起人を含め活動に賛同した初代のメンバーが中心となっているため、しばらくは熱量が失われることはないでしょう。しかし、活動の中心は徐々に次の世代へ引き継がれていかなければなりません。これからは「熱量の引き継ぎ」も念頭に置いて活動していく必要があるのではないかと思います。
そうすれば、西日本コラボレーション研究会は永続的に存続し、調査業界の発展に寄与し続けることができるのです。
こんな感じで産声を上げた西日本コラボレーション研究会です。
これからの当会はどんな未来に向かっていくのでしょうか。
不安でもあり、楽しみでもあります。
調査業界内外の方々、今後とも西日本コラボレーション研究会の活動をどうぞ暖かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。
西日本コラボレーション研究会の活動にぜひともご期待ください!