株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
定性調査部 ディレクター インタビュアー 梅津 順江(ウメヅ ユキエ)
いつの時代も、若者のライフスタイルを知ろうという試みはなされているが、最近の傾向は「若者の消費行動や意識を把握しよう」というもので、調査案件でも「消費」にまつわる内容が目立つ。
(※なお、ここで対象となっている若者とは、20〜30代の男女)
冷静沈着で、おとなびた印象さえ感じられる。
とある。
「カワイイね」などといわれると、むしろ「子供っぽい」「幼稚」とからかわれているようで、必ずしもいい意味には受け止めなかった。
おとなの方も、おとなであることにすっかり疲れきってしまっている。自称「おとな」にはなってはみたものの、今の社会に夢も希望も持てないし、それなのにおとなとしての責任や義務だけは押しつけられる。若者からの難しい問いにもきちんと答えることが出来ず、するりと逃げてしまう。これでは若者たちにとっても、おとなに対する憧れが育つ機会はない。
だったら、もうおとなになることを放棄してしまおうと、お先真っ暗な状態なのかもしれない。
感情よりも理性を優先した結果、静的で、おとなしく(=おとなびた印象)にみえる今の若者。その環境や社会的な背景をじっくり観察すると、若者を取り囲む消費実態や課題が立体的にみえてくる。
「たいへんな世の中だけれど、おとなであることのふりをやめて、格好悪くても、自分らしく本気で生きたらいい。そんな姿勢がおとなへの近道なのではないだろうか。」
最近の若者の調査を介して、そんなことを考えている。
だったら、もうおとなになることを放棄してしまおうと、お先真っ暗な状態なのかもしれない。
最近の若者の調査を介して、そんなことを考えている。


