梅津 順江(ウメヅ ユキエ)
定性調査部 ディレクター インタビュアー
我が家(子供の頃)の「家族のお正月」で第一に思い浮かぶのは、「コタツの中でミカンを食べながらみるお正月番組」である。
まず、この流れはテレビで起こった。かつて茶の間で求心力を持っていたテレビは一家に二台、三台と増え、皆で見るというより、各自が好きな番組を別々に見るということが普通になった。今では、サッカーのワールドカップやオリンピックのような特別の場合だけ集まるようになった。
小さい単位のグループインタビューは「ぬくぬくとしたコタツでの家族の団らん」、MROC(Market Research Online Communities)は「目的意識や価値観が同じものが集まって暖をとる」、大規模のコミュニティ・パネルは「社会とつながりながら自分を表現すること」だとすると、場があたたまる(もしくは、あたためる)ことは、とても重要なことなのだ。


